10/11譲渡会報告

台風の影響を心配していましたが、晴れ女、男がいる代表家族のパワーで暑いくらいの陽気の中、開始時間前から来場頂きありがとうございました。
報告がかなり遅れてしまいました。
早急に対応する事案が発生して、それらの対応をしながら仕事に行き更に仔猫を保護したりと、体がひとつではたりない状態でした。
春に保護をして7月に譲渡をした猫親さんから、去勢手術をする際にウィルス検査をしたら白血病キャリアだったと連絡をもらいました。
野良猫を保護するので何らかのウィルスを持っている可能性はあります。
譲渡する際にはそれらのリスクを説明しますが、やはり実際にキャリアだったと解ると不安になります。
私達団体のスタッフはたくさんの猫達と接していると知識もあるので、ショックですが何とかしようとメンタルは強いです。
キャリアが出たから、最善の対処をしようと猫親さんとの連絡や他の猫達のウィルス検査、預かりスタッフとの連携など優先に動きました。
団体で保護した仔猫達は、あまり小さいと検査の結果が不確定のためだいたい4ヶ月以降に実施するパターンになっていました。

仔猫の白血病キャリアは母子感染ですので、保護したエリアにキャリアのメス猫が多くいて産まれる仔猫はほぼキャリアになります。
野良猫の寿命は通常でも3〜5年です。
過酷な野良生活だとキャリアになると更に短くなるでしょうが、猫の出産は年2〜3回なので2代目3代目とどんどん増えて行きます。
他の猫への感染力は弱いのですが、唾液感染のため濃厚なグルーミングや食器の共有などでうつる可能性が増えます。
なので1頭飼いが理想です。

いわしとほっけ。
検査の結果、白血病キャリアでした。
トライアルが決まっていましたが、希望者の方に連絡をして説明してキャンセルになりました。
楽しみにして頂いていたのに申しわけなかったです。

預かりスタッフの所から代表宅に移動して治療を開始しました。

仔猫の白血病キャリアは陰転する可能性があるので、色々調べて陰転した方法を病院の先生と相談して治療する事にしました。
可能性かがあるならできる範囲で試そうと。
ピリカには既にダブルキャリアの幸多がいますが、大人猫のためなかなか陰転は難しいのですが発症しないように日々の予防に心掛けて生活しています。

縁あってピリカに保護された猫達を訳隔てなくお世話して新しいお家に繋がればと思いスタッフ一同気持ちをひとつにして頑張っています。

今後は譲渡する前には不確定ですが、ウィルス検査をする事にします。
検査費用が譲渡費用に加わりますが安心材料になります。
更に治療がうまくいけばもし白血病キャリアの仔猫を保護しても希望がもてます。
治療費は極貧ボランティア団体には厳しい金額ですが、何とかやってみます。
諦めるのはまだ早いですからね。
ありがたいことに私は超プラス思考なので、落ち込む暇があればできる事をやった方がいいよね!!なので。
寝る暇がないけど頑張ります。
わかさぎ社長も目の治療を頑張って綺麗になりました。
準備万端!!!
艶々の毛並みが自慢。
いつも支援品を持って会場まできて頂いてる卒業生の猫親様や、保護猫の為に使って下さいと寄付を持ってきてくださる方々のおかげで保護猫達は美味しいご飯を食べて健康に過ごしています。
本当にありがとうございます。
卒業生の猫親さんは「本当はボランティア活動に参加したいけど時間的に無理だから、せめて寄付金でも」と毎回きてくれます。
それもボランティア活動の一貫だと思います。
支援スタッフとして登録したいくらいです。
会場のお手伝いをしてくれるスタッフは時間と体力支援。
会場にこれないスタッフは事務処理やポスター貼りなどの裏方支援。
寄付のお礼にお持ち頂く作品を作る制作スタッフと担当わけをして、スタッフ全員の力が集まって保護猫達が新しいお家に行くのをサポートする。
いい流れができてきました。
これからもより良くなるように改善していきますので、どうぞご支援をよろしくお願いします。
来月は2回開催します。
12月はやらないため、会場での譲渡会は今年最後になります。
新しい家族と共に年末年始を迎えるのもいいですよ〜

NPO法人 保護ねこ ピリカ

静岡県裾野市で保護ねこの譲渡会を開催するボランティア団体です。 ボランティア団体立ち上げから5年、活動の幅を広げて社会的地位の確立のため 2024年4月3日に特定非営利活動法人 保護ねこピリカとして設立しました。 保護猫を家族に迎えたい方で気になる猫ちゃんがいましたら、譲渡会時でなくても問い合わせメールから連絡して下さい。 問い合わせは hogonekopirica@gmail.com

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