白血病キャリアの猫達へのご支援のお願い

いわし
2021年3月9日
享年9ヶ月
白血病キャリア、FIPウェットタイプ腹水
虹の橋のたもとへ旅たちました。
あゆ
2021年4月8日
享年推定5歳以上
エイズキャリア
虹の橋のたもとへ旅たちました。
ほっけ
2021年6月8日
享年1歳
白血病キャリア、FIPウェットタイプ胸水
虹の橋のたもとへ旅たちました。
くえ
2021年6月12日
享年9ヶ月
白血病キャリア、FIPウェットタイプ腹水とドライタイプを併発
虹の橋のたもとへ旅たちました。
現在ピリカで保護している猫の中に、白血病キャリアのいわしとほっけとくえ、ダブルキャリアの幸多がいます。

白血病ウイルス陰転に向けて少しでも可能性かあるならと、治療をしていましたが幸多は白血病陰転治療中にエイズも陽性になりました。

いわしとほっけはインターキャット3クール目が終わり最後の検査をしましたが、前回よりキットの線が濃くなり陰転はできませんでした。
それでもウイルス量は少ないと思われるのでノンキャリアの猫達と同じように暮らせます。

くえは2クール目終了後の検査でほとんど線が見えなくなっていて、ウイルスの排除が成功した感じです。
完全に排除されたわけではないですが、このレベルだと悪さをしない量になったと考えていいと思います。
3クール目はやらずにここで終了にします。4ヶ月以降は陰転する可能性が低いため、これ以上注射のストレスを与えないためにと判断しました。
みんなそれぞれの治療を頑張った結果なので悔いはないですが、奇跡が起きて欲しかったなぁ〜が正直な気持ちです。
でもこれからピリカで保護する仔猫達の方向性が見えたのでやって良かったと思います。
この個性を受け止めてく
れる人が現れるまで、ピリカにいればいいよ。
また頑張ろうね〜と。
気持ちを切り替えて1週間後の日曜日の朝。

いわしのお腹が膨れていたので、食べすぎ?
ウンチが出てない?
元気、食欲はあるから様子見だなぁと。
月曜日の朝は少し小さくなってた。
仕事から帰り、ご飯の仕度をしながらふと頭をよぎったのが
「まさか、腹水?」
急いで病院に連絡して診療時間ギリギリに見てもらいました。
元気、食欲はあるし熱もない。
でもお腹の膨らみが変。
しかも白血病キャリア。

嫌な予感がする。
腹水を抜いて細菌感染の疑いがあるかどうかを調べてもらったが感染なし。
黄色い腹水。
FIPの可能性大。

「まさか?なぜ?」

FIPについては知識はあった。
昔からの不治の病。
コロナウイルスの突然変異。
発症してからの予後が悪く余命が短い。
最近海外の薬で完治したという例があるが、治療費が100万を超える高額。
いろんな事が一気に頭を駆け巡る。
FIPの診断は難しいが遺伝子検査だと確実性が高いので、腹水を遺伝子検査にだしてもらいました。
2/5検査結果が出ました。

FIP陽性確定。

白血病陰転治療に3ヶ月頑張った矢先に、信じられない。
ショックて泣きそうなのをこらえて、スタッフに連絡。
これから起こりくる事に対しての心の準備。
団体としてできる限りの治療をしようと。
FIPの発症原因にはストレスやキャリア等諸説ありますが、多頭飼育だからとは決めつけられません。
1頭飼いでも発症しますし、色々な要素が重なりその猫が本来持っている体質にもよるんだと。いまだ解明されていない事が多くて。
突然変異するのは運だと。

保護猫は生死ギリギリのところで保護される事が多くて、助けなければ自然淘汰されていたような子達です。
その命を繋ぐ活動をする私達は、避けては通れない辛い出来事です。
より多くの命を助けるためには、団体としてできる範囲での治療と日々のケアになります。
それにはお金がかかりますが、支援者の方からの寄付や譲渡会での募金などでまかなわなければなりません。
ピリカのスタッフも自腹をきって活動の支援をしてくれています。

不治の病を発症したいわしですが、幸いにまだ食欲があります。
高額な治療はできませんが、効果があったという物は試してあげたい。
何もせずに死を迎えるのは可哀想。
まだ7ヶ月しか生きていません。
これから新しいお家に行って幸せな猫生を送れるはずだったのに。
色々考えると涙が出てきますが、できることをやらなくては。

今までもピリカの保護猫達にと、支援物資や寄付金を譲渡会に持ってきて頂き本当に助かってます。
支援者の方々にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。

いわしやキャリアの猫達にかかる費用が増えてきて、蓄えていた資金も少なくなってきました。
皆様のお力を借りたいです。
資金のご支援をして頂けると助かります。
2/14の譲渡会時に直接お持ち頂くか、団体の口座に振り込んで頂けるとありがたいです。
これからも保護猫達の為に活動を続けて行きたいので、ご支援をよろしくお願いいたします。

振り込みをして頂いた方は、下記のピリカの問い合わせメールに住所と名前を記入して送信して頂ければ、確認がスムーズにいきます。
後日制作スタッフが作成した心ばかりのお礼を送らせてもらいます。


団体口座
  御殿場農協新橋支店
  金融機関コード 6351
  店舗番号     009
  口座番号 0043093
  保護ねこピリカ 
  代表 池田恵子

★ メールアドレス
     hogonekopirica@gmail.com

NPO法人 保護ねこ ピリカ

静岡県裾野市で保護ねこの譲渡会を開催するボランティア団体です。 ボランティア団体立ち上げから5年、活動の幅を広げて社会的地位の確立のため 2024年4月3日に特定非営利活動法人 保護ねこピリカとして設立しました。 保護猫を家族に迎えたい方で気になる猫ちゃんがいましたら、譲渡会時でなくても問い合わせメールから連絡して下さい。 問い合わせは hogonekopirica@gmail.com

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