11/26譲渡会報告

開始前から並んで頂きたくさんの方にご来場いただきました。
寄付やグッズ購入の方が多かったですが、3匹の猫達の新しいおうちが決まりました。
ぶどうえびは譲渡決定、べんけいはぜ、にべはトライアルが決まりました。
ぶどうえびは生後1日目で保護をして育てた6匹兄妹の3匹目。
べんけいはぜは多頭飼育崩壊から救出した10匹中の8匹目。
にべは先週保護をしたばかりの大人猫。
保護をした経緯は様々ですが、ピリカで保護をした猫達全てが幸せになれるようにスタッフ一丸となって頑張っています。

猫は非常に臆病な神経質な生き物です。
譲渡会に連れてくることが怖くてストレスになりますが、ここでみんなにアピールしなければ新しいお家へ繋げることができません。
預かりスタッフも猫も譲渡会に向けて体調を整え、人馴れを進めてやってきます。
どの子も魅力的な子達です。
希望するご家庭にあった猫をヒアリングしながらおすすめしていきます。
最初は子猫希望だったけど年齢や生活パターンによっては大人猫のほうが良いという方もいらっしゃいますので、
スタッフとよく話をして決めていただきたいです。
飼いたい🟰飼える
希望🟰譲渡
ではないことをご理解ください。
私達スタッフはせっかく保護をして助けた命を誰にでもいいから譲渡するということはしません。
時間がかかっても納得がいくまで説明をして準備をして頂いてからお届けに伺います。
その子にかかった医療費を譲渡費用としていただきます。
検査や治療をしっかりするのでそれなりに医療費はかかっています。
私達スタッフの活動は無料ですが猫達を保護をして育てるにはお金と労力がかかります。
そこをご理解頂ける方に大事に育てた猫達を託したいです。
ピリカ卒業生が増えていくことがとても嬉しいです♪♪
その卒業生のカレンダーの準備が間に合わなくてご迷惑をおかけしております。
次回譲渡会での受け取りや、郵送でのお届けになりますのでもうしばらくお待ちください。

脳障害のやまとかますの状態が不安定で最近は頻繁に発作を起こしています。
譲渡会前にも連続で大きな発作がおきて病院へ駆け込む事が数回ありました。
もう7ヶ月になるので発情がキッカケになり、しばらく落ち着いていた発作が再発してひどい状態になり日帰り入院を
繰り返しました。
発作は突然うなりから始まり暴れ出します。
それを毛布で包んで押さえ込みます。
そうしなければいろんなところにぶつかって怪我をします。
抑える方も噛まれたり爪が刺さったりして危険だからです。
発作が止まればケロッとしてご飯を食べ出したり、ひたすら歩いたりとちょっと他の猫達とは違う動きをしますが、
本能のままに生きてる姿がなんとも愛らしいです。
この先どうなるかわかりませんが、現在は薬で発作を抑えることしかできません。
麻酔をかけることができないので去勢手術もできませんがやまとが生活を快適に送れるようにできる限りのサポートは
していきたいです。
それには高い医療費がかかります。
みなさんからの少しずつの協力をして頂けると助かりますので、団体口座への振り込みや譲渡会での寄付をよろしくお願いします。
ピリカYouTubeスタッフがやまとかますの保護からの経緯を作成中です。
安楽死レベルの子猫のやまとかますの成長記録を是非見ていただきたいです。

やまとかます

NPO法人 保護ねこ ピリカ

静岡県裾野市で保護ねこの譲渡会を開催するボランティア団体です。 ボランティア団体立ち上げから5年、活動の幅を広げて社会的地位の確立のため 2024年4月3日に特定非営利活動法人 保護ねこピリカとして設立しました。 保護猫を家族に迎えたい方で気になる猫ちゃんがいましたら、譲渡会時でなくても問い合わせメールから連絡して下さい。 問い合わせは hogonekopirica@gmail.com

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